2009年10月23日

少年の作った風車

 干ばつに苦しむ東アフリカ・マラウイの貧しい村では、何もかもが不足して

いた。赤土の大地はひび割れ、作物の枯れた畑をただ風だけが吹き抜ける。こ

の風を使って、村に電気を起こせれば――。そう思い立った少年が、たった1人

で作業に取り掛かった。それから7年、村では少年の作った風車5台が回り、電

動ポンプが水を送り出している。

材料は、ごみ捨て場から拾ってきた自転車の部品やプラスチックのパイプ、プ

ロペラ、車のバッテリー。タービンを支えるポールには、森で採ったユーカリ

の木を使った。

もの珍しげに取り囲む群衆と、溶かした金属から立ち上る熱気で汗だくになり

ながら、少年は黙々と作業を続け、3カ月後には最初の風車を完成させる。ター

ビンが回り、取り付けた電球に明かりがついた時には「ほっとした」という。

この少年は、村のヒ-ロ-ですね。


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Posted by fatboy at 13:19 │海外