2011年10月13日

アインシュタインを否定!?

【超光速素粒子】の実験で、現実的に否定できない結果が・・・

素粒子ニュートリノより速飛ぶことを実験で観測したと発表した名古屋大学などの国際研究グループの研究者が26日、同大で記者会見し、測定結果への自信を示す一方、研究者として、物理学の常識を覆すかもしれない結果への戸惑いを口にした。


研究グループメンバーの小松雅宏・同大准教授は『質量を持つ物体は光速を超えない』とされるアインシュタインの相対性理論と相反する結果に『私自身も最初に見た時は間違いだろうと思った』と振り返る。


【どこかに見落としがあるはず】


研究グループは今年3月から約半年間、外部の専門家も含めたさまざまな検証と議論を繰り返してきた。


しかし、ニュートリノが光より速く到達したことを示す測定結果の


『60ナノ(1億分の6)秒がどうしても消えない』


新発見の高揚感よりも、結果をどう受け止めるべきかという重い雰囲気が漂う中、小松准教授は【実験の事実として、このまま世に出さないわけにはいかない】と思うようになったという・・・ 


  


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2010年06月28日

「はやぶさ」


小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセル内の試料容

器を開く作業が6月24日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)

宇宙科学研究所(相模原市中央区)で始まった。JAXAに

よると、同日までに気体の採取に成功した。この中に、小惑

星イトカワ由来の気体が含まれているかどうか、今後慎重に

分析する。試料容器は円筒形で二重構造。22日、開封作業の

準備段階で、外側の容器のふたを開けた際に微量の気体が採

取された。容器は宇宙空間では真空状態になるよう設計され

ており、気体は、下記などが考えられ、期待が膨らむ。

■イトカワで採取した物質の表面から発生た可能性

■地球帰還後、大気が混入した可能性

■はやぶさ内部の樹脂や金属などから発生した可能性
  


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2010年04月07日

生命の起源、宇宙から飛来!?


国立天文台などの国際研究チームは、地球上の生命の素材となる

アミノ酸が宇宙から飛来したとする説を裏付ける有力な証拠を発

見したと発表。アミノ酸には「右型」と「左型」があるが、人類

を含む地球の生物は左型のアミノ酸でできている。しかし、通常

の化学反応では左右ほぼ等量ずつできるため、なぜ地球の生物に

アミノ酸の偏りがあるのかは大きな謎となっていた。研究チーム

は、南アフリカにある近赤外線望遠鏡を使って、地球から1500光

年離れたオリオン大星雲の中心部を観測。アミノ酸をどちらか一

方に偏らせてしまう「円偏光(えんへんこう)」という特殊な光が、

太陽系の400倍という広大な範囲を照らしていることを初めて突

き止めた。この領域には、右型のアミノ酸を壊して地球のように

左型ばかりにする円偏光と、右型ばかりにする円偏光の2種類が

あることも分かった。アミノ酸は地球上で落雷などによって作ら

れたとする説もあるが、これでは両方の型が作られる可能性があ

る。国立天文台の福江翼研究員は、「太陽系はごく初期に円偏光

に照らされた結果、左型のアミノ酸ばかりが残り、隕石(いんせき

)に付着して地球に飛来したのではないか?」と話している。   


Posted by fatboy at 18:39サイエンス

2010年02月25日

大型草食恐竜

 米ユタ州東部の約1億500万年前(白亜紀中期)の地層から、

首と尾が長い大型草食恐竜「竜脚類」の頭骨化石が見つかり、

新属新種に分類したと、米ブリガムヤング大が24日発表した。

約1億5000万年前(ジュラ紀後期)に繁栄した同類の「ブラキ

オサウルス」(全長約25メートル)に近いが、歯が小さくな

り、より早く生え替わる傾向がうかがえるという。「アビドサ

ウルス(属)マッキントシ(種)」と名付けられた頭骨化石は

4個あり、いずれも成体になる前の若い個体。このうち2個がほ

ぼ完全だった。頭の体積は体全体の200分の1程度しかなかった

とみられ、樹木の葉を食いちぎった後、そしゃくせずにそのま

まのみ込んでいたと考えられる。恐竜がいた時代って、ほんと

うにあるんですね。  


Posted by fatboy at 15:10サイエンス

2010年01月05日

「スーパー地球」

 地球からへびつかい座の方向へ約40光年離れた恒星に、地球の2.7倍

の大きさで、大半が水(H2O)の氷で構成され、分厚い大気に覆われてい

るとみられる惑星があることが分かった。米ハーバード・スミソニアン

天体物理学センターなどの欧米研究チームが、3日までに英科学誌ネイチ

ャーに発表した。この惑星「GJ1214b」は、表面の温度が200度前後で、

大気圧が非常に大きいため、生命の存在は考えにくい。しかし、太陽系

外にある質量が地球と大差ない惑星「スーパー地球」で、大気があると

推定される星が見つかったのは初めてという。いっかくじゅう座の方向

へ約500光年離れた恒星では、大きさが地球の1.7倍(質量は4.8倍)と、

スーパー地球で最も小さく、主に岩石から成る惑星「コロー7b」が見つか

っている。地表温度は最高約1700度と、この星も生命は存在しないとみら

れるが、今後、太陽系外でより地球に近い惑星の発見が期待される。宇宙

はまだまだ未知の世界ですね。  


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2009年12月24日

鳥に似た小型恐竜

 鳥に似た小型恐竜は、獲物を倒すのに毒を使っていたという新説を米カンザス大など

の研究チームがまとめ、米科学アカデミー紀要電子版で発表した。分析したのは、中国

遼寧省の白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層から発掘された恐竜シノルニトサ

ウルスの頭骨。上あご後方にある牙の表面に先端まで伸びた溝があるほか、牙の根元に

毒の分泌腺を収容できる空洞が見つかった。研究チームは、現在もヤマカガシなどのヘ

ビやトカゲの一部が同様に奥歯に毒を持っていることなどから、この恐竜も鳥や哺乳(ほ

にゅう)類などにかみつき、毒が回って動けなくなるのを待って食べていた可能性が高い

と結論づけた。昔から、この手の動物はいたんですね。  


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2009年12月19日

科学10大ニュース

 米科学誌サイエンスは17日、2009年の科学10大ニュースを発表した。1位に

は、アフリカ東部エチオピアで発見された約440万年前の猿人(初期人類)化石が選

ばれた。化石は、「アルディピテクス・ラミダス」という種類の人類で「アルディ」と

名づけられた。身長1メートル20の女性で、全身骨格としては最古。サイエンス誌は

「化石が発見されたのは1994年だが、47人の研究者が10年以上かけて詳細に分

析した」とねばり強い研究を評価した。アルディピテクス・ラミダスの存在は、東京大

学の諏訪元(げん)教授が92年に歯を発見したことで明らかになり、その後、アルディ

が見つかった。10大ニュースにはこのほか、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機

「エルクロス」による衝突実験で月に多量の水があると判明したことや、スペースシャ

トルによるハッブル宇宙望遠鏡の修理などがあげられた。毎年、珍しいものが発見され

たり、いろんな事がおきますね。  


Posted by fatboy at 18:39サイエンス

2009年12月11日

地球温暖化

香港島よりも大きな氷山が南極海からオーストラリア大陸に向かって漂流してい

ることが、米航空宇宙局(NASA)の衛星写真で確認された。南極海では先月

から大量の氷山流出が起きており、地球温暖化が影響しているとの指摘も出てい

る。AFP通信によると、確認された氷山は面積約140平方キロで、日本の伊

豆大島の約1.5倍、香港島の約1.7倍の大きさ。豪州南方1700キロの洋

上を漂流している。豪南極局の専門家は、「これほど巨大な氷山の漂流は恐らく

大型帆船の時代(19世紀)以来」と話している。南極海では先月中旬から大量

の氷山流出が発生、ニュージーランド方向に漂流する数百の氷山が観測されてい

た。豪南極局では「温暖化が今のまま進めば、こうした現象が続くだろう」と指

摘している。これからの地球はどうなるのか?  


Posted by fatboy at 15:19サイエンス

2009年11月05日

白亜紀末期ごろの化石

 白亜紀末期ごろ(6500万年前ごろ)に主に北米大陸に生息した当時最

大級の肉食恐竜、ティラノサウルス・レックスは、若い時に縄張りなど

をめぐって同種同士でけんかすることがあったようだ。米ノーザン・イ

リノイ大などの研究チームが2日までに、米モンタナ州で発見された頭骨

化石に、相手にかまれた跡とみられる穴を見つけ、国際的な学会誌に発

表した。頭骨化石は11~12歳で死んだ個体のもので、2001年に細かく割

れた状態で見つかった。時間をかけてつなぎ合わせたところ、上あごの

左側に、右側にはない穴があることが判明。コンピューターでも調べた

結果、同年代のレックスの歯形と合う穴が4カ所確認された。致命傷では

なく、治癒したとみられる。争った相手が兄弟姉妹だったか、競合する

ライバルだったかは不明だが、こうした化石が見つかるのは珍しい。現

代では、ワニのクロコダイル類で、若い個体同士がかみ合うことがある

という。大昔の地球は想像つかなうですね。  


Posted by fatboy at 13:23サイエンス

2009年10月15日

羽根のない扇風機

 Dysonは10月12日、「羽根のない扇風機」を発表した。

 従来の扇風機は、羽根が空気を遮って、空気の流れが不均衡になる点が問題

だった。Dysonの技術は流体力学を利用した独自の技術で空気の流れを15倍に増

幅し、毎秒119ガロンの空気をスムーズに流すという。

 この扇風機はモーターを使って土台の部分に空気を引き込み、その空気を土

台の上に付いている輪に通す。輪には飛行機の翼のような傾斜がついており、

この傾斜によって、空気が輪を出るときに扇風機の後ろにある空気を流れに引

き込む。さらに扇風機の前面や側面にある空気も流れに引き込まれて、それに

よって空気の流れが増幅され、コンスタントに空気が流れる。

 Dysonは、この扇風機は羽根がないため安全で手入れが簡単だと述べている。

ただし従来の扇風機とは違って上部が軽いため、簡単に倒れてしまう場合があ

ると注意を促している。安全性ではいいですね。  


Posted by fatboy at 13:02サイエンス

2009年10月10日

生活習慣病の改善

 生活習慣病の改善に役立てようと、大鵬薬品工業はこのほど、同社ホームペー

ジの疾患情報サイトで新コンテンツ「脱メタボ大作戦阿波踊り体操でダイエット

」を公開した。

 阿波踊りの動きを取り入れた「阿波踊り体操」は、徳島県の依頼で徳島大が中

心となって開発し、2006年に発表した。

 今回開設されたパソコン版のサイトでは、「メタボリックシンドローム予防・

解消編」として阿波踊り体操の動画を配信しているほか、メタボリックシンドロ

ームの説明やチェックシート、対策法なども掲載している。

 同社は「この体操が広がることで、みなさんの健康をサポートできれば」とし

ている。なによりも健康が第一です。  


Posted by fatboy at 13:16サイエンス