2010年01月05日

「スーパー地球」

 地球からへびつかい座の方向へ約40光年離れた恒星に、地球の2.7倍

の大きさで、大半が水(H2O)の氷で構成され、分厚い大気に覆われてい

るとみられる惑星があることが分かった。米ハーバード・スミソニアン

天体物理学センターなどの欧米研究チームが、3日までに英科学誌ネイチ

ャーに発表した。この惑星「GJ1214b」は、表面の温度が200度前後で、

大気圧が非常に大きいため、生命の存在は考えにくい。しかし、太陽系

外にある質量が地球と大差ない惑星「スーパー地球」で、大気があると

推定される星が見つかったのは初めてという。いっかくじゅう座の方向

へ約500光年離れた恒星では、大きさが地球の1.7倍(質量は4.8倍)と、

スーパー地球で最も小さく、主に岩石から成る惑星「コロー7b」が見つか

っている。地表温度は最高約1700度と、この星も生命は存在しないとみら

れるが、今後、太陽系外でより地球に近い惑星の発見が期待される。宇宙

はまだまだ未知の世界ですね。  


Posted by fatboy at 12:07サイエンス